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オール電化で給湯システムを検討するとき、「エコキュート」と「電気給湯器」が考えられます。
どちらも似たような表現ですが、詳しく見てみましょう。

【エコキュート】
メリット

• 電気エネルギーのほかに、空気のエネルギーも使うため、エネルギー効率よくお湯が沸かせる
• つまり、必要なお湯の量に対して電気代が安くなる
• お湯がまろやかになる

デメリット

• 初期投資（イニシャルコスト）が少し高い（電気給湯器よりも+20万円程度から）
• お湯の使用量が少ない家庭には、初期コストが見合わない場合がある
• 室外機などがあるため、耐久年数が約15年程度と短め

【電気温水器】

メリット

• 室外機がないので、構造がシンプルで耐久性にすぐれている
• 初期投資（イニシャルコスト）が少し安い
• 必要な量だけすぐにお湯が沸くから、ムダがない。少人数家族、夫婦だけなどにオススメ。

デメリット

• エコキュートに比べると、電気代がかかる
• お湯の使用量が多い家庭には、ランニングコスト（毎月の電気代）がかさむ

IHクッキングヒーターに買い換えるか？それともガスコンロを使い続けるか？
というのはご家族でも意見が割れることもあるようですね。

そこで、両者にはいいところと悪いところがあると思いますので、まとめて見ましょう！
（でもいちばんよいのは、それを使う人がどちらを望むか？ということだと思いますが・・・）

IHクッキングヒーターのいいところ

• 火が出ないので、安全
• 空気を汚さず、調理ができる
• フラットトップで、掃除がしやすい
• パワフルなヒーター
• 夏場の調理が暑くない
• 熱効率がよい
• 立ち消えの心配がない
• 主に鍋底のみを加熱するため、鍋やフライパンの持ち手が熱くならない

こんな人には、IHクッキングヒーター！

• 赤ちゃんがいて、安全性が気になる人
• お年を召して、火の取扱に不安な人
• 日々の掃除、お手入れをカンタンにしたい人
• 熱気や空気の汚れがイヤな人
• 油ハネ、汁の飛び散りなどが気になる人

ガスコンロのいいところ

• 裸火が直接目で見える
• 鍋底と鍋肌の温度差が少ない
• 同時に最大限の口数が使える
• 鍋をふったりゆする調理ができる
• コンロ本体が、IHヒーターより安価

こんな人には、ガスコンロ！

• 今使っている鍋に愛着があり、変えたくない人
• 土鍋や中華鍋を使う人（底が丸い鍋）
• 強い火力で調理したい人
• 心臓にペースメーカーをつけているなど、ちょっとの電磁波も不安な人
• コンロ本体が、IHヒーターより安価

今あるガスレンジ等からIHクッキングヒーターへ買い替える際に確認するポイントは、
いくつかのパターンがあります。

パターンA

1. ガスコンロを取り外します。
2. 電気工事、専用線の引き込み、専用コンセントの取り付け等をします。
3. IHクッキングヒーターに取り替えます。

※ワークトップの切込が必要な場合があります。詳しくは弊社担当者までお尋ねください。

パターンB

1. ガスコンロを取り外します。
2. 電気工事、専用線の引き込み、専用コンセントの取り付け等をします。
3. 前面パネルを取り付け、IHクッキングヒーターに取り替えます。

IHクッキングヒーターでは材質や底の形状などによって、使える鍋と使えない鍋があります。


基本的に鍋底が反っているもの、鍋底が丸いもの、脚がある鍋は使うことが出来ません。

もしこれからお鍋を買いそろえるのであれば、SGマークがついている鍋、もしくはあっせん鍋がオススメです。
（あっせん鍋については、弊社の担当者までお尋ねください。）

「今自宅にある鍋は使えるの？」と気になるあなたに、確認方法です。
火力表示の点滅が止まらない場合は、その鍋は使えません。



IHヒーターで使えないお鍋はどうすればいいの？
有効に使うには、ラジエントヒーターを使うことです。　　※2口ＩＨ＋ラジエントのビルトインタイプのみ。

底が平らで厚手の鍋が適しています。
左右IHヒーターに比べて火力は弱くなりますが、底径16cm未満の鍋なら使用可能。

ただし、ラジエントヒーターでも、使えない種類の鍋があります。

• 脚つき鍋
• ガラス鍋（超耐熱ガラス製鍋は使えます）
• 底に凹凸があるもの
• 魚焼器・網

これらは、トッププレート損傷、鍋の破損などの可能性があるため、使用できません。

IHヒーター

• 3口IHなら、お手入れがしやすいので、使い勝手がさらにUPします。
• 3口IHは後ろが1.5kWですが、火力は十分。（手前2口のIHは各3kWです。）
• IHは安定したとろ火料理が得意なので、煮込み料理やソースづくりも本格的にこなします。
• 保温も炒め物、煮物にも、フル活用してください。
• 後ろIH（1.5kW）は、ラジエントヒーター1.25kW）の約半分の時間でお湯が沸かせます。

ラジエントヒーター

• 2口IH＋ラジエントヒーターの機種についています。
• 通電してすぐにあたたまります。
• ヒーター部分が熱くなるので、鍋の種類にとらわれず調理が出来ます。
• 海苔をあぶる、などIHクッキングヒーターではできないことができます。
• 土鍋やアルミ鍋は、ラジエントヒーターで使うことが出来ます。

ダブルオールメタル

• アルミ・銅鍋などすべての種類の金属鍋に対応しています。
• 鍋の形や大きさによっては、使えない鍋もあります。
• 手持ちの愛用のお鍋が使えます。料理によって使い分けも出来ます。
• 軽いアルミ鍋、フライパンでもこう火力が使えます。

IHクッキングヒーターは注目されていますが、いざ購入しようと思うと、よくわかっていない・・・
そんなことはありませんか？

下記の内容を詳しく説明してみましたので、ぜひご覧ください。

1. 3口IHとその種類
2. 使えるお鍋は？
3. IHクッキングヒーターへの買い替えのポイントは？
4. ガスとIH、比較するとどうなの？