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2010年8月アーカイブ

雪止めの方法2:雪止め施工する。

太陽光パネルも最大限設置し、落雪対策として雪止めを設置する方法。(実用新案登録第3157492号)
太陽光パネルに積もった雪が速やかにすべり落ち、太陽光パネルと雪止め施工した場所で雪を止めます。
屋根一面にパネルを乗せる場合は雪止め施工をします。

西山産業の雪止め施工

パネルの配線接続の際にこのように系統配線することにより積雪による影響を軽減することができます。
<系統とは?>
太陽光発電ではパネルを一枚一枚直列に接続していきますが、この直列1単位を系統といいます。


雪がかぶった系統は発電しない

(上記写真の場合)
 1 系統 :露出しているので発電します。
 2 系統 :雪で覆われているので発電しません。

太陽光パネルに雪が残った場合、発電できない系統が出来る場合があります。
平均的な降雪の対応し、想定外の降雪に対応出来る物ではありません。
※屋根材によっては一部施工できない場合がございます。ご相談ください。

メリット 発電容量を大きくしやすく、雪止め効果が望める。
雪止め効果があり、落雪を最小限に押さえることができる。
デメリット パネルに雪が残り、発電できない系統が出る場合がある。
雪止め効果は上記の「方法1」より劣る。

雪止めの方法1:既存の雪止め瓦を活用する。

太陽光パネルの設置枚数を1列減らし、軒部分の雪止めとの間を設けた部分に雪を止める方法。
太陽光パネルに積もった雪が速やかにすべり落ち、パネルと雪止め瓦との距離を広くとることにより雪を止めます。
太陽光パネルと雪止め瓦の距離が広いほど雪止め効果があります。

距離がせまいと滑雪と時に雪が飛び越えてしまい、効果がありません。(画像:黄色のラインを参照)
平均的な降雪に対応し、想定外の降雪に対応出来る物ではありません。

これまでの雪止め瓦

メリット 太陽光パネルに積もった雪を早く落とし、発電できる状態を維持しやすい。
雪止め効果が大きく、落雪を最小限に押さえることができる。
デメリット パネルの設置枚数が少なくなり、発電量が減る。

雪止め施工は、こんな方にオススメです。

雪が積もっても、太陽光発電は大丈夫?太陽光パネルは屋根上に沢山付けて経済的メリットを優先し、パネルに積もった雪は止めずに地面に落とすのが基本です。
ただしその場合は当然、雪を落としても安全であること、自宅の敷地内であることが求められます。

雪止め施工は、その構造上、太陽光パネルを1列減らして設置するため、
「実際のところ、どうなんだろう?」「発電量が減るのでは?」と悩んでいる方も多いと思います。

このような心配をされている方に、雪止め施工をオススメしています。
 隣人宅が近く、雪が下に落ちるのが心配な方。(隣家の庭に雪がドッサリ・・・)
 太陽光パネルをつける方向に、玄関口がある方。(家から出られない!)
 太陽光パネルをつける方向に、駐車場があり車をとめている方。(車がつぶれちゃう!)


※逆に雪が下に落ちることに問題がない場合は、雪止め施工が必要ないこともございます。
また、営業担当者は必ずご説明しお客様のご希望をうかがってから施工しますので、
無理に押し売りをすることはございません。